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メラリウム、インスタレーション (2002/2003)
メラリウムについて
メラリウムとは元々、ローマでかつて養蜂家がミツバチを飼育した巣箱を意味しました。このプロジェクト「メラリウム(蜜族館)」においてはこの言葉を転用して、はちみつ生物を展示するための建物を指す言葉として用います。水族館では世界中から収集された水生生物がそれぞれの生息環境を模した水槽の中に飼育され、深海や外国の海でしか見れない生物も身近に鑑賞することができます。一方メラリウムでは水槽の代わりにモニターが並び、多様なはちみつ生物の姿を映し出します。
はちみつ生物とはGUP-pyの作品中の生き物で、蜂蜜の中に住んでいます。スーパーの売り場に並んでいる蜂蜜の瓶一つ一つの中にもはちみつ生物の姿を見ることができるはずなのですが、買い物客はそれに気付かずにいるのは残念なことです。そこで、美しいはちみつ生物の姿を堪能することができる場としてGUP-pyはメラリウムを考案しました。また、蜂蜜の瓶の中よりも大きく拡大して見た方がはちみつ生物は見甲斐があります。
メラリウムの敷地には複数の建物が広場や通路を通じて連結され、様々なはちみつ生物は生態および種類によって各建物に分類されて展示されています。蜂蜜色に輝くモニターにはぼんやりと抽象的な形がうごめいているのが見えます。その形が何に見えるかによってはちみつ生物は命名され、そのはちみつ生物の名前(文字)は、水槽を泳ぐ魚のように、時折モニターに現れては視界から消え去ります。

メラリウム・ショールーム
展覧会「メラリウム ーはちみつ生物に会いに行こうー」
2003年8月、exhibit LIVE、東京

メラリウム・ショールームについて
実際にメラリウムを実現しようとすれば、大規模な設備、モニターなどの多数の機材が必要になるので、この展覧会ではメラリウムを多くの人に知ってもらうための場としての、メラリウムのショールームとしての展示をします。
モニターの一つはメラリウムの水槽として機能し、さまざまなはちみつ生物が名前と簡単な習性の紹介文とともに順々に映されます。メラリウムに住むはちみつ生物たちは、生活形態も習性も多様です。
この水槽モニターとは別に、メラリウムについてのプロモーションビデオが別のモニターで放映され、メラリウムについてわかりやすく解説します。

> ビデオ「メラリウムへのいざない」
> ビデオ「メラリウムのはちみつ生物たち

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